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地震被災地 玉樹チベット住民 中国人移民の土地占拠により生活に危機

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(2011年8月28日 チベットネット)

ダラムサラ : 昨年4月大地震により被災したチベット東部 青海省玉樹地区のチベット人達は、多くの中国人移民によって所有地を奪われている。

現地からの報告によると、地震後チャチュコク(Jachukhog)地区含め玉樹地区への中国人移民が急増し、現地チベット人が何世代にもわたり農耕地として使用してきた土地を占領しているとの事。

長年この土地で農耕を生活の糧としてきた現地チベット人達の生活が脅かされている。

さらに中国人移民は、他の中国人労働者を一時雇用してこの農地で働かせおり、チベット住民達は生活の源を完全に失う危険にさらされている。

中国政府は、当地区再構築に向けた努力活動、と主張しているが、不正な構築計画やチベット人所有地没収に対し、激しく抗議が行われている。今年4月1日から3日にかけ、多数のチベット人が町の中心部に終結し「我々は、我々自身の土地の権利を所有する」とのスローガンを掲げた抗議を行い、憤りを爆発させた。


(翻訳:Hiromi Fujita)